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1995年

  • 第46回ヴェニス・ビエンナーレ




    第46回ヴェニス・ビエンナーレ 日本館
    (1995)
    ※コミッショナー:伊東順二/会場構成:隈研吾
      出品作家:河口洋一郎、崔在銀、千住博、日比野克彦
    ※日本館タイトル
    「数奇:複方言への試み/SUKI:the sense of multi vernacular」



  • 個展「と徒然」



    個展「と徒然」
    (1995.7.5-7.24 ランドマークホール、横浜)
    渋谷周辺のさまざな階段など、落差のある風景を切り取った35ミリフィルムの映像作品を制作(60分)し、その映像を会場内に設置した段ボールの大きなスクリーンに映写。客席には渋谷のアトリエで実際に使っているプライベートな家具を持ち込んだ。大きなスクリーンの裏側にも観客が入れるようになっており、客席からは虚像である映像が映し出される段ボールの隙間から、実像である人間がチラチラと見える。タイトルの「と徒然(とつれづれ)」は時間が次々とずれていく意をことばにしたもの。会場には、渋谷から横浜の会場へ車で移動した際に録音した車内の音が流れている。



  • 雪上ペイント




    雪上ペイント
    (1995.12.17,18 アルファリゾート・トマム、北海道)
    自動車メーカーOpelのクリスマスのイベントの一環でやったパフォーマンス。Opel社のTigraのタイヤの部分に4色の絵の具が出るようにノズルを装備し、北海道・トマムスキー場の雪上でペインティングをおこなった。ヒビノはビルの屋上からキャンバスとなる雪上全体を見ながら、ドライバーにトランシーバーを使って「右前色出して直進」などと指示を出した。
    (パフォーマンスのビデオ映像を東京・恵比寿で開催されたイベント内で上映)



  • 松風座


    松風座(日本文化デザイン会議'95群馬 敷島公園)
    前橋市の市民が古着を持ち寄り、1週間だけの仮設の劇場の外壁にそれらを飾っていった。各人の思い出の服に包まれた劇場の中で、市民劇団の公演が行なわれた。 監修:隈研吾建築都市設計事務所



  • ONMI FONT


    ONMI FONT
    タイポグラフィーのフロッピーマガジン「FUSE」の企画でフォントを制作した。各文字には迷信のような解説がついている。




  • 1994年

  • パフォーマンス「HODO」

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    パフォーマンス「HODO」
    (1994.6.28,29 アストロドーム、愛知 [名古屋])
    日比野が過去4年間にわたって「週刊読売」に連載していたエッセイ(少年の頃の思い出、日常、身辺のことがらなどがテーマ)を元に、脚本を作り、舞台空間に展開した作品。 作・演出:日比野克彦/出演:本木雅弘/衣裳:ひびのこづえ/装置:日比野光希子



  • 個展「REALTIME
    EXHIBITION」


    photo01の3Dを元にブロンズを作る

    会場風景

    会場風景

    個展「REALTIME EXHIBITION エレクトロニック・コラボレーション展」
    (1994.6.10-7.10 パルコギャラリー、東京)
    プロペラ・アートワークスとのコラボレーション。 コンピューターの中で作り出された形態をブロンズとして再構築することで、実際に手に取ってみることができるようにした。それは日比野のには、子供の頃に遊んだ玩具の形と関連しているように思えた。また、会場と彼のアトリエに設置されたコンピューターを電話回線で結び、リアルタイムで制作した作品を転送、それに観客が手を加えるという、実験的なコラボレーションも行われた。

  • 個展「ホドォ語」


    個展「ホドォ語」
    (1994.9.2-10.1 スカイドア アートプレイス青山、東京)
    言葉をもつ以前の記憶をテーマにした作品展。言葉になりえない「言葉」をつくり出し、それを「ホドォ語」と呼んだ。



  • パリでの個展

    "Un garon en chimise blanche" [白いシャツの少年]

    "Une fille" [女の子]

    "Une chaise flottante(verso)" [浮遊する椅子]

    会場風景

    制作風景

    個展「KATSUHIKO HIBINO」
    (1994.2.3-3.5ギャラリー・ドゥ・ジュール、フランス [パリ])
    久しぶりに段ボールをメインの素材として制作。「検証展覧会」の際に、段ボールを使用することの重要さ、犬や階段をモチーフにすることの意義を見つめ直したヒビノが、新たな気持ちで取り組んだ新作。



  • 「HIBINO EARTH
    PAPER'94」


    「HIBINO EARTH PAPER'94 まるい地球・まるい星・まるい新聞」
    (1994.10.3付朝刊別刷)
    岐阜新聞では1989年に創業110周年記念事業の一つとして「HIBINO EARTH PAPER」を刊行しているが、これはその第2弾として企画されたもの。テーマは前回同様環境問題だが、今回は宇宙の中での地球というより大きな視野からとらえようとした。そのため、新聞の形もテーマに合わせておのずとまるくなったが、それは新聞業界では前代未聞のものとなった。




  • 個展「HIBINO SPECIAL
    日比野克彦展」


    会場風景

    会場風景

    会場風景

    「HIBINO SPECIAL 日比野克彦展」
    (1994.5.21-6.26 平塚美術館、神奈川)
    平塚市美術館の広大な会場を利用して、芸大在学時の課題から最新作にいたる200点を一堂に集めて行なった初の本格的回顧展。これまでは広告媒体を通してしか見る事のできなかった過去の段ボール作品を多数展示。同時にホールの巨大な壁面には新作10点を発表し、今後の新しい方向性を打ち出した。



  • 「HIRATSUKA PROJECT」




    「HIRATSUKA PROJECT-HIBINO SPECIAL 日比野克彦展」
    (1994.5.21-6.26 平塚美術館や平塚市内各所、神奈川)
    平塚市美術館で開催された「HIBINO SPECIAL 日比野克彦展」に合わせて、企画されたアート・プロジェクト。美術館で作家側から一方的に作品を見せるだけでなく、より密接な交流を市民とはかるために計画された。市民の全面的な協力を得て、酒屋の搬送車にペインティングしたり、模型屋のウインドウにオブジェを設置したりした。




  • 1993年

  • 「GAM93」

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    「GAM93」
    プロペラ・アートワークスとのコラボレーションにより制作されたコンピューター・グラフィック作品。初めてマッキントッシュを使って制作する。紙と鉛筆では表現しきれない形がつくり出されたが、こうした形態はその後、富山で行なわれた個展に出品されたペインティングに影響をおよぼした。
    ※(株)Too主催の「Graphic Art Massege '93」のポスター製作のために、3Gでレンダリングしたモデルに日比野自身の過去の作品の平面データを貼り付けて製作したもの。



  • オペレッタ「Le Surmale」

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    オペレッタ「Le Surmale」舞台美術・衣裳
    (1993.1.22,24,26 ルーアン芸術劇場、1.29,30 カーン劇場、3.23 セルジーポワントワーズ芸術劇場、4.2,3 コランヴィル・クーポール/フランス)
    20世紀初頭の作家、アルフレッド・ジャリによる小説「LE SUMALE(超男性)」のオペレッタ化にあたり、ヒビノは演出家のマルセル・ボゾネに依頼され、その舞台美術と衣裳を担当した。



  • 個展「検証展覧会」

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    個展「KATSUHIKO HIBINO 検証展覧会」
    (1993.9.15-10.3 有楽町アートフォーラム、東京 ※翌年神戸・名古屋・福岡を巡回)
    ヒビノの12年間の活動を総括した展覧会。作品は全て棚に収められ、鑑賞者はその引き出しを引いてはじめて、作品を見ることができるような仕掛けになっている。照明や音響も引き出しの動きと連動しているため、見るものは会場がパブリックな空間であるにもかかわらず、あたかも自分の部屋に作品を持ち帰って見ているような錯角に陥っていった。

  • 個展「消える時間」

    会場風景

    "超感心 concern XX "

    "三界 hades"

    個展「消える時間-Vanishing Time」
    (1993.3.11-3.30 富山市民プラザアートギャラリー、富山)
    日比野は会場を3つに分け、そのうち最も大きな部屋に新作の平面作品を発表した。脳の中で最初にひらめいたイメージ・ソースを記憶が消える前にすばやく描写すること、これがこの油彩画シリーズのテーマであった。この部屋では無重力状態を擬似的に再現するために、壁と床の境界線を布によっておおい隠した。観客は会場入り口で靴を脱ぐことによって、床に対する意識を希薄にしていった。




  • 1992年

  • ブリュッセルでの個展

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    日比野克彦展(1992.4.29-5.16 ボイコット・ギャラリー、ブリュッセル)
    ブリュッセルの「BOY-COTTギャラリー」における個展。壷とその影を描いた連作は、ゆらぎながら進行する時間の経過を表現している。



  • JAPAN WEEK

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    JAPAN WEEK(1992.7.20 セビリア万博会場、スペイン)
    セビリア万博期間中に開催された「Japan Day」において、菱沼良樹氏のファッションショーが四方義郎氏の演出のもとに行なわれた。そこでヒビノは舞台美術を担当し、3台のピッチングマシーンを使って菱沼氏のデザインとのコラボレーションを図った。



  • メダイユ・プロジェクト

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    人工化石のひとつ

    メダイユ・プロジェクト(1992.9.1-26)
    伝説のラリー『パリ~北京』が1991年に「第1回パリ~モスクワ~北京マラソン・レイド」の名の元によみがえった。しかしスタート前にソ連崩壊という歴史的事件がおこり翌1992年に実現した。
    ヒビノは「TEAM NSP・DIA EARTH」の一員として参加し、パリでラリー車にペインティングを施し、さらにメダイユ・プロジェクトをドライバーに託した。このプロジェクトはヒビノの制作した鋳物作品を16000kmに及ぶルート上に埋めてくるというもの。身の回りの日常品を使って鋳物で「人工化石」をそれぞれ2体ずつ作り、一つはヒビノの手元に、もう一つはユーラシア大陸27箇所に点々と埋められた。その場所の緯度と経度はすべて記録されている。



  • 「ORGANIC CIRCULATION」

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    「ORGANIC CIRCULATION」
    (1992.7.1~、千歳空港新ターミナルビル壁画)
    北海道、千歳空港の改築の際に、新ターミナルビルに描かれた壁画。自然の営みの内側に果てしなく広がる細胞の世界を表現。



  • 個展「美術と治療」

    "否定"

    「美術と治療-TREATMENT FOR RUMINATION OF DREAM」
    (1992.3.13-4.4 ギャラリーハイベル、東京)
    東京、青山のギャラリーハイベルにおける個展。肉体的・精神的な病を治療しようとする行為と美術作品を制作しようとする行為との間に共通項を見い出そうとする試み。ヒビノは心の奥底に潜んだ形態を呼び出して、それに包帯を巻くがごとく、丹念に白いテープをはり巡らした。




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